計測・切断

計測・切断

アウターチューブの採寸

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今回のアウターチューブの採寸はケーブルを使って行いました。
カーブしているアクセル側の金具は樹脂製から金属製に変わる為、
アウターチューブの付け根部分に合わせました。

今回は80㎜ロングでの製作の為、80㎜分長い箇所に印をつけます。
切断後にヤスリ等で断面の処理を行う為、数ミリ余裕を残すと良いです。

切断・処理

アウターチューブの切断、処理

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先ほどアウターチューブで印をつけた箇所をワイヤーカッター等で切断します。
大き目のニッパーでも切断可能ですが、断面が潰れやすい為、出来るだけ
切れ味のよい物で切断する事をお勧めします。
表面の皮膜を剥がしたものを見ていただければ分かりますが、中は鉄がコイル状になっています。
コイルの目(間)に刃を当てて切ると断面が潰れ難いです。

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実際に切ったままの状態とサンダーで処理をした物です。
中のコイルがインナーを通した時に引っかかると性能、耐久性に影響が出ますので
出来るだけ綺麗にしたほうが良いです。
今回のスロットルケーブルは断面にキャップを付けて金具を取り付けますが、
キャップを付けずにそのまま金具を取り付けるものもありますので処理は綺麗な方が良いです。

プロテクターの切断

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プロテクターはバイクに取り付けた際、熱を持つ所に触れる箇所からケーブルを保護する為の物です。
金具を取り付けたあとでは入れる事ができませんので現段階でアウターにしておきます。
長さは純正ケーブルと同じ位で良いと思います。
アウターに通したあとの固定は瞬間接着剤等で行います。
固定は実車取り付け時かハンダ付け後に行うのが良いと思います。

インナーケーブルの計測・切断

インナーケーブルに関してはハンダ付けを行いながら計測・切断を行います。

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SR400の初期モデルのインナーは鉄製1.5mmです。(画像左側)
今回使用している補修キットのインナーワイヤーは1.2mmです。(画像右側)

画像は各ワイヤーの断面図です。赤丸は直径を示した物です。
SR400純正品の鉄ワイヤーは1×19といい、19本のワイヤーを束ねて撚った「単撚り」と呼ばれる物です。
補修キットに入っているステンレスワイヤーは7×7といい、7本束ねたワイヤーを更に7本で撚った「複撚り」と呼ばれる物です。

ステンレスの方が細いですが、以下のメリットがあります。

  • ・ステンレス製の為、錆びない
  • ・1本1本のワイヤーが細い為、柔らかく、曲がりに強く、動作も軽い
  • ・鉄より硬度が高く、耐久性に優れる

強度、耐久性共にステンレス製のほうが強いため、1.2mmで製作していきます。見た目重視の方は別途1.5mmインナー、タイコを用意していただいて製作していただいても問題はありません。



次工程:アウターのカシメLinkIcon

col_Memo.png 採寸時の補足

 バイクに取り付けていたケーブルはどうしてもまっすぐにはなりません。
メジャーで長さを測るときは部屋のスミ等に合わせる事で測りやすくなります。
今回のように実際のケーブルに合わせて寸法取りする場合は大きめの洗濯ばさみやタイラップバンド等でアウター同士を固定すれば作業が楽に行えます。


col_Memo.png アウター採寸・切断時の補足

 今回もそうだが、製造が終了している車種の金具(特に樹脂製)は入手し辛く、同形状の金具になっている。その為、ミリ単位の採寸は難しい。
 コツとしてはアウターキャップとラウンド金具(曲がっているもの)をカシメずにはめて、末端を合わせる方法が一番正確な採寸が出来る。但し、逆側の金具の部分は切った後でしか確かめる術が無い為、1cm程度長く切り、断面の処理を行う際に調整していただく方が良い。

 切断後の断面の処理はサンダーで平らにしてしまうのが簡単で綺麗に仕上がるが、ヤスリで処理する場合は、皮膜を断面から1~2mmカッターなどで剥き、その面までヤスリ掛けしていくと綺麗に仕上がる。中のコイルの向きに逆らわずにヤスリ掛けしていくと綺麗に仕上がる。コイルの断面が内側に向いてしまうとワイヤーの動きが悪くなったり傷ついて切れやすくなるので注意。
ナナメになっているよう状態だとキャップのカシメがずれ、インナーが入らない可能性もある為、出来るだけ斜めにならないように仕上げるのがコツ。